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事の顛末。メモ。

まだ未完成。




彼女とは3年前に渋谷で出会う。俺一目惚れ。
彼女は俺の1歳上で、ショートヘア。どストライクだった。
彼女は当時岐阜に住んでいて、月に1度くらい東京に遊びに来ている。
なので惚れはしたが、正直そこから先にはいけないのでは、と思いつつも2~3回遊ぶ。
そのうち、彼女は東京で一人暮らしをしたいと言い始め、東京で仕事を見つける。
ショップ店員の仕事で、平日休みが多くなかなか予定は合わせられない。今までと同じくらいの、2〜3ヶ月に一回くらいのペースで遊ぶ。
好きなままだが、このペースでは多分振り向いてはもらえないだろうと思いつつも、ただ拒絶はされてないからまったくの脈なしではないんだなと。


今までの中で際立ったイベントだけ書くと、

・2016年の終わり、彼女から「男の心理がよくわからない」とLINEで突然相談される。
何事かと聞くと、最近元彼と会うことがあるという。彼女自身は諦めきれないでいるのだが、どうも向こうにその気はなさそう。
なので、「まずは自分の気持ちを隠さずちゃんといえ」、「それでダメならきっぱり諦めるのも大事だ」、「自分の人生を無駄にしてはあかん」と。
半ば動揺しつつも、できるだけ真摯にアドバイスをする。あくまで友達として。
その時、彼女に飲みに来ないかと家に誘われる。嬉しくもあり、虚しくもあり。
彼女の家に仕事終わりに行って、ピザ食べて泊まらせてもらった。もちろん普通に寝ただけ。


・2017年の夏、焼肉に行く。
その時、実は少し前まで彼氏がいたと言われる。3ヶ月くらい付き合って、結局合わなくて別れたと。
面と向かって言われたので、多分表情でバレたかもしれないが、なんとか「大変だったね」って流す。
こりゃー、俺もちゃんと伝えるだけ伝えないといかんかな、と思うが
数ヶ月に一回くらいしか会ってないのに恋愛対象としてみてもらえるのだろうかと悩む。
そういう関係を考えるほど、デートなりなんなりできてないからな、とヒヨる。


・2017年の年末、彼女が家に泊まりに来る。
ピザパーティだーとか言いながら、仕事終わりの彼女を家に招いてご飯。
その時も特に何もなし。しかし、俺ん家のクッションでくつろぐ彼女をみて、年明けに、ちゃんと告ろうと決める。
それでダメなら、多分この先ずっとダメだろうから早いうちに諦めようと。
駅まで送った時に、次は新年会やろうと約束。


そこから今年の9月まで一回も会えなかった。


彼女が歯の矯正治療を始めたことと、年明けから店が繁忙期になり休みがかなり減っていたこと。
あと、彼女の母親が家に来たらしく、女の一人暮らしならもっとちゃんとした部屋にしなさいと無理やり引越しさせられたこと。
物件探しとかが割り込んできて、ドタキャンされたこともある。

どうしても予定を合わせるのが困難。
ちなみに会社の忘年会でディズニーのペアチケットもらったから彼女を誘ったが、結局実現しなかった。
何度もいろんな約束をしたが、ことごとく実現せず、その度に彼女には謝られ、次は必ず、って言われ続けた。
俺はちゃんと待つよって伝えると、ありがとう、優男だね、なんて言われて舞い上がる。
そこから、たまーに声をかけても忙しいって言われ会えないまま。
実際、休みの少なさを聞いていたので、しょうがないと思い待ち続ける。
で、8月半ば頃だったかに、9月頭に会う約束を決める。その直後。


・2018年の8月末、インスタを見る。
彼女とはインスタをフォローしあってたのだが、そのストーリーに
「食べてくれる人がいると作り甲斐あるね」って、男の写真。
寝起きでインスタを見てしまい、即彼女にライン。彼氏いるの?って
そんで、「うん、彼氏おる」
その時は「そうか」としか返せず、頭の中は真っ白。

9月にどんな顔して会えばいいのかわからない。
彼氏持ちが一人で他の男の家に来るのか?そういうもんなのか?
言いたいこと、聞きたいことはどんどん出てくるが、面と向かって言葉にすると自分を抑えられる自信がないので手紙を書いた。
とりあえず、自分の気持ちは伝えよう。で、彼女が泊まりに来た時をもって、会うのを最後にします。貴方を忘れることにします。
その二つを書いた。返事もいらん、君が家に帰ってこれを読む頃には、ラインもインスタもブロックするつもりだからと。


・9月初め、彼女が泊まりにくる
駅で仕事終わりの彼女と待ち合わせる。どんな挨拶をしたかもうろ覚えだが、やっと新年会だね、なんてことを言ったかもしれない。
彼女は2月が誕生日なので、ちょっとしたプレゼントを用意していた。結局、渡すのに何ヶ月もかかった。
家に泊まっていって、翌日昼くらいまでのんびりしたいといっていたのだが、早朝に彼女に起こされる。
ほとんど発症しないはずの食品アレルギーが出てしまった。顔を見ると、目がすごく晴れている。申し訳ないが、ひどくならないうちに帰ると。
駅まで送って別れ際、手紙を渡す。
全部手紙に書いてあるが辛抱たまらず、好きだということ、急ぎの内容ではない、返事もいらん、体調のこともあるので、治ってからゆっくり読んでくれ、ということはその場で伝えた。
目が腫れてて細かく表情が読めなかったが、ありがとう、嬉しいです、と笑顔で言われた。そんで帰っていった。
先に書いておくと、彼女に会ったのがこれが最後。
その日は昼まで休みを取ってたが、家に帰ってから昼までこのブログの記事を書いた。
(今は全て非公開にしてある。この記事が完成したら元に戻すつもり)
午後出勤すると、急な仕事が入ってしまい忙しくなる。そのため連絡先をブロックするのを忘れてた。
夜、彼女から「もう届かへんかな 昨日はごめんね、ありがとう」と返事が来た。
このまま既読もつけずにブロックしようとも思ったが、未練に負けて返事をしてしまった。
彼女は、ちゃんと返事を書きたいから、それまで待ってくれと。
ちゃんと正面切ってフってくれるんなら、いっそ未練がましくならないからマシなのかもしれんと思い、承諾。
今考えると、この時点で自分が受けた理不尽がもう許せないんだけど、当時の感覚は麻痺してたのかもしれない。

・返事が来る
ざっくりいうと、

これまでドタキャンとかばかりで本当にごめんなさい
今回会えなくても、また会ってくれるだろうと甘えたことを考えてた
(好きだといったことに対して)嬉しかった
(忘れるといったことに対して)友達でいてほしい。いなくならないでほしい

なんだかよくわからない

・返事を返す
俺もよくわからない返事を返した

そういうなら好きなままでいさせてもらう
でも君と他の男との幸せは願わない
そもそもこの状況はおかしいと思う なので彼氏がいるとか関係なくデートに誘います 遠慮はしません
で、これだけ約束してくれ
 ・守れない約束をするな
 ・社交辞令を言うな 俺は全部真面目だったんだ

良さげな店とかを彼女に教えると、行ってみたいと言う返事が来てたから
俺はそう言うの全部マジに考えてたから
もし彼女がこれを社交辞令と受け取っていたら困ると思って

・さらに返事が来る
俺が言った事に対して、特に嫌だとかそう言うことは言われなかった
ただ、向こうも
社交辞令を言ったつもりはない
正直にいいなぁ、と思ったからその通りに言ったんだ、とのこと



なので、とりあえず絶縁はせず。


10月、デートに誘う。シフトが出ないと予定を組めないとのことなので、11月ごろになりそうだと。
その頃、モテキ林田の目セリフに感化されていたので、彼氏優先なのかと正面切ってボヤく。
すると、実はうまくいってないから、別れるかもしれないと。
そもそもその存在自体に納得言ってないので正直に喜ぶ。
11月頭に予定を抑えてもらうことを確定させる。
ある日、彼女からラインがくる。俺が手紙に書いた内容について。
君がこっちを振り向いてくれるんなら、俺はちゃんと受け入れるよ、と書いた事について。
今から話すことも、俺が受け入れられるのか心配なのだと。(彼女の過去)
俺は、そうやって保険をかけるのはやめてくれと言いつつ、最終的にはちゃんと全部受け入れると伝えた。
それについてはここには書きませんが。
今となっては地獄に落ちてくれればいいと思えるくらいですが、さすがに個人事情なので。
そのタイミングで、彼女と電話をした。

彼氏とさっさとケリをつけてほしい。
なん度も言うが俺そっちのけなまま作った彼氏なんておかしいのだから。
なんで俺はそんなやつに負けたのか意味わかんない。
俺は気持ちを全部、隠さず伝えたんだからそれに向き合ってくれ。
9月に引き止めたんだから、ちゃんと責任を持ってくれ。

言い方はそんなに刺々しくはないけど、内容としてはそんなことを伝えた。
どうやらその彼氏は店の客で、店長の仲介で付き合い始めたらしい。

わかるかなー。心の中がどす黒くなっていく感じ。
俺の約束を何度も破ったり、忙しいって言っておいてテメーは彼氏作ってイチャコラしてんのかと。
もちろん電話では言わなかったけど。
11月中に、彼氏に会ってちゃんと話をすると彼女は言った。
それも正直完全には信じてないけど、俺の立場を強調しつつ、さっさと別れてくれることを願ってると伝える。
それを含め、彼女に2つの条件を突きつけた。彼女は了承した。
・11月内で彼氏と別れること
・今年が終わるまでに俺と付き合うこと

どっちか守れない時点でもう終わりにするし、これまでの仕打ちは全部許さない。
待ったら待っただけ馬鹿を見た。この辛い気持ちは今年で終わりにする。
もう少し時間が欲しいと言う言い訳も聞かない。ここまでどれだけ待ったと思ってるんだと。

我ながら理不尽かもしれないけど、それ以上にエグいことをされて、何もなかったように許すなんてできない。
そのように彼女に伝えた。彼女は分かったと言った。正直あんまり信じてなかった。

で、11月の頭になって、彼女が体調を崩す。
その、↑で話された(彼女の過去)について、精神的に参ってしまい、しかも仕事のシフトが自分の生活スタイルに合わない状態が続いてしまっている
そのため仕事にならないので、一旦まとまって休みを取り、実家に帰ることになった。
つまり、俺と会う約束もおじゃんになった。
本当は11月に会って、今一度約束の話と自分の気持ちを伝え、彼氏とケリをつけて12月に入りたかった。
それがその時の俺にできる全部だった。
でも、地元に帰ると伝えられた時、それすらできないのかと絶望した。

俺はしょうがないねーなんてことは言わなかった。

今回の約束は後日ちゃんと埋め合わせてもらう。
体調が悪いのも地元に帰るのもしょうがないけど、かと言って俺が出した約束の期限はもう変えない。
それは守ってもらうと。辛かろうが俺の気持ちには向き合ってもらうと。
彼女は分かったと言って、地元に帰っていった。



だいぶ後半ですが、この時期を思い出すのはかなりしんどいので小出し。
何度思い出しても、辛いばかりだった。
このあたりの時期、俺は自分の気持ちのやり場が見つからないので、せめて何かに書き出しておこうとPCのメモ帳に色々思ったこと、考えたことを書き出し始めている。
黒い感情も何もフィルターかけずに書き出して、とんでもない量になった。
それとは別に、出来るだけ理性的に考えて、これは俺の100%言いがかりだな、となったような部分はそれもメモに起こした。
感情を分析するみたいで人間味がない気もするが、行き場を失った感情が爆発してしまうと取り返しのつかないことになると思い、こういう方法をとった。
しかし、自分に我慢させ続けるのはダメだと思い、「最後の最後、彼女が結局約束を守らないようなら、恨みつらみを全部ぶつけてやろう」ということを自分に許した。
俺だけ傷ついて終わるくらいなら、相手もできるだけ傷つけてやろうと。
それまでは、どうにか耐えようと。
この時点で色々歪んでいたんだね。俺の恋は。

彼女が地元に帰って、たまに俺がラインとかで話を振るだけ。 その頃、一つ気付いてしまう。普段の会話、俺から振ってばかりだな、と。 向こうから何か話題が飛んでくることはあんまりない。会話の中で「そう言えば」的なことはあるけど、 そもそも会話が向こうから始まることがほとんどない。

普段の世間話くらいならまだともかく、今回のような、俺が一方的に待たされるだけのような話の時も、向こうから大事な連絡をしてくれることなんてほとんどなかった。 過去にも、店のシフトが出ないと予定組めないと言われて待って、シフトが出たはずなのに数日は音沙汰なし、俺から突っついてやっと返事をよこすとか。 それで約束決めたのにまたドタキャンされ、それを繰り返している中でよその男と付き合うなんて。 そんなことされて怒らない奴がいるかよ。って。

で、今回もいつくらいまで地元に帰ってるつもりなのか、いつこっちに戻ってくるつもりか、俺との約束は結局どうするのか? 11月、12月それぞれに約束をしてある状態で、メンタル病んで、期限はずらせないと言うのも覚悟した上でドタキャンして地元帰って。 俺から見ても相当切羽詰まった状態のはずなのに。 なんて言うか、俺がこれ以上待てないのは過去の彼女の最低さが招いた結果で、自分でもわかってるはずなのに、

その責任を取ろうとしないで、ズルズルとした状態になっているのがものすごく腹立たしい。 彼氏とケリをつけるのはどうしても先になりそうだとか、多分2週間くらいは東京には戻らなさそうだとか、 わかる範囲だけでも相手に伝えるのが筋だろうと。 「いつ頃戻ってくるのか?」「わからない」 「じゃあ11月末くらいか?」「ごめん、11月いっぱいは無理」 「じゃあどうしたらいいのよ」「ごめん、今は何言われてもプレッシャーにしか感じられない」

俺が聞いてやっと情報を出す。そんなんばっかりでうんざりしていました。

その頃から頭の中で、 「その辺の適当な男とは簡単に付き合うのに、なんで気持ちを全部伝えた俺がこんなに辛いまま待たされなきゃいけないのか、そんな奴らに負けなきゃいけないのか」 って言うドス黒い感情が無限ループしてました

今までしょうがない、しょうがないって許してたことも、全部許せなくなっていきました。 本当にしょうがない事情でも、それすらも積み重なって今があると思うととても許せなくなりました。 ごめんという言葉すらイラつくようになったのです。

で、11月の下旬、彼女に送ったラインが既読もつかなくなりました。 東京に戻ったら連絡すると言って、結局向こうからは連絡はありませんでした。 しかし俺は、11月末近くに、彼女がすでに東京にいるのを知ってしまいました。 家の近くの駅裏の方を、歩いているのを見かけてしまったのです。 女二人。おそらく姉妹でしょうか。 そしてある方法を使い、ラインがブロックされたのを知りました。 そこで、限界でした。 インスタのDMはどうやら繋がるようだったので、そこで 「もう無理だ」「一生許さない」という旨、そして今は公開してませんが、黒い感情全部書き出した文章の記事をぶつけて、全部終わりにしました。 それは既読がついたのと、アクセスがあったのも確認済みです。 最後まで読んだかはわかりませんが。 およそ過去に人にぶつけたことのないような、胸糞悪くなるような言葉を全部、全部ぶつけました。 それになんの躊躇も感じないくらいには、もう参ってしまっていたのです。きっと。

これで、私の3年間は終わりです。